芝生の張り方
芝生を美しく長持ちさせるためには、ひとつひとつの手順を丁寧に行うことが必要です。
ここでは、代表的な芝生の張り方をご紹介します。
除草剤を散布する
土壌中に残存している雑草や、その根、種などを除去します。除草剤(非選択性の除草剤)を散布し、芝張り後に雑草の種が発芽して、雑草が芝生に侵入するのを防ぎます。
表土を漉きとる
表面に残存している枯れた雑草などを除去するために、表面を5~10cmほど漉きとります。
整地作業
芝張り後の凹凸を無くす為、均一に地面を均します。
堆肥を散布
芝張り前に、芝生の生育を助け、活着(芝生の根が張ること)するために堆肥を散布することで、地力(地面の活力)が上がります。
芝生の張り込み
36cm×28cmの四角い芝生を敷き詰めていきます。張り込む際は、芝生が交互になるよう行い(べた張り)、鋭角な角は、角の形に切って、隙間のできないようにします。
芝生面の凸凹を調整
芝張り後の面の均一化を図るため、平らな板で芝生面を叩き凹凸部の調整します。
芝張り後の調整
芝張り後の芝生の乾燥を防いだり、芝生と芝生間の目地すきまを埋めます。
散水
植木の移植などと同じく、芝張り後は直ちに散水を行います。乾燥を防ぎ、目砂を芝生の間に落とし、根の生育を促します。
完了
十分な散水を行い施工完了です。